【一粒の種から】「アイコ」ってどんなトマト?~山あいの豊かな自然で育つトマト「アイコ」のひみつ~
岩手県のヘソに位置する、遠野市宮守町東部「宮守川上流地区内」には180戸ほどが集まり、地域ぐるみで集落営農を実践する「宮守川上流生産組合」があります。組合が管理するミニトマト「アイコ」は、平成19年に、稲の苗を育て終わる春以降のハウス有効活用のため開始されました。
当初は首都圏のスーパーマーケットさま向けに、パック詰めの生食販売用に生産していましたが、生食できるほど甘~いアイコを今では贅沢に、ジュースとジャムに加工しています。
6月頭、トマトハウスに姿を変えたハウス内には、それぞれ4本のマルチ(黒いビニール部分)が登場。マルチに空いた穴に苗が植えられ、収穫時に作業しやすいように枝を誘引するための準備が進んでいます。
6月後半には青々とした葉が『おがって(育って)』いますね。よく見ると、緑色の実がなっています。
ハウスは、全部で11棟。主に管理を任されている宇野リーダー(33)は、岐阜は瑞穂市からの移住就農者で、遠野に暮らして1年半が経ったそう。就農募集を見て、大規模圃場(ほじょう)で果樹(なんとザクロ!)栽培を夢見て、ここ宮守川上流生産組合に来てくれたとのこと。このトマトの作業が落ち着いてきたら、そろそろ自身の夢の準備に向かって、巣立ちを考えているようです。
農産物加工と販売にもこだわる組合では、製品の原料は生産組合自ら生産、または域内農家へ委託生産したもの。域内に少ない品目も、岩手県内の農家から調達しており、地域内生産を徹底しています。
商品はまず、地域の方に知ってもらうため組合直営の産直「サンQふる郷市場」等の域内販売が主のため、今はまだ皆さんの元にお届けし辛い状況ですが、今後は当通販サイト「山あいの手しごと屋さん」で続々ご紹介予定ですので、どうぞお楽しみに。
【手しごと屋さんアイテムで作るお手軽レシピ】 その1
今回は、製造スタッフがおすすめする、「とまと」ジュースを使う「簡単手羽先のトマト煮」をお届け。
とまとジュースで簡単手羽先のトマト煮(2人前)
-材料-
・鶏肉 手羽先ハーフ 180g
・サラダ油 少々
・玉ねぎ 1/4個
・とまとジュース 180ml×2本
☆固形コンソメ 1個(5.3g)
☆トマトケチャップ 大さじ1
☆バター 5g
☆塩 少々
☆コショウ 少々
☆ブラックペッパー 多めに
・パセリ 少々
1、フライパンに油を入れ、手羽先に焦げ目をつける。
2、鍋に手羽先、玉ねぎ、☆の材料を入れ、弱火から中火で約〇分間煮込む。
3、手羽先に火が通ったら、パセリを乗せ盛り付け完成!
4、残った汁はパスタソースにして食べてもおいしいです。
こちらのレシピにもおすすめの「とまと」セットはこちら
100%アイコとまとジュース 180ml 3本
100%イエローとまとジュース 180ml 3本
とまとジャム 140g 2個
詳しくは下記ページの詳しく見るボタンからご確認下さい。
次回は10月27日(水)配信予定!「山ぶどう」についてお送りします。